会社を辞めるときに不安なことの1つに「自分がいなくなったら、今自分がしている仕事はどうなるんだ?」というものがあります。
「この業務は自分しか分からない業務だから、私が辞めたら続けられないだろう。」
「私が辞めたら、同僚や上司の負担が増えるんじゃないか?」
という疑問が沸いて、必要以上に周囲を心配してしまい、辞めたいのに辞められない・・。

でも、それって本当なのでしょうか?

あなたがいないと会社は回らないのか?

私はソフトウェアエンジニアをしていましたが、
使用していた技術に詳しい人が周りにいませんでしたので、
「自分がいなきゃこのソフトは完成しない! せめて、次のリリースまでは仕事を続けねば」なんて思っていました。

でも、「私がいなきゃ回らない」なんて完全に杞憂でした。
実際辞めてもなんとかなるものです。

会社としては、あなたの仕事が重要なら、優先度の低い他の仕事を止めて人を回します。
外から新しく雇ってもいいし、他社に外注してもいいわけです。
逆に、あなたの仕事が重要でなければ、そのまま何もせずに終了にします。
それだけのことです。

退職までに1ヶ月前とか常識的な猶予をおいたなら、後任探しは会社の仕事です。
その期間に後任を探せないようなら、悪いのは会社です。あなたが背負う必要は一切ありません。
あなたが平社員だと仮定しますが、あなたが上司や経営陣の問題まで抱え込む必要はないんです。
役員報酬やストックオプションはもらってませんよね。

話は逸れますが、民法では2週間前に辞意を告げれば退職できますし、その2週間をすべて有給休暇として消費してもOKです。
ただし、会社によってはボーナスや退職金を減額される恐れがあるようです。

話を元に戻します。
1ヶ月で後任を用意できなくて潰れるような企業は大問題です。
そんな会社はあなたが辞めなくても遅かれ早かれ潰れますので、辞めて正解です。

つまり、あなたが辞めたいなら周りを気にせず辞めた方がいいということです。
みんな自分の仕事のことで精一杯で、あなたのことは大して気にしていません。
そんなことのために、自分のやりたいことを犠牲にする必要はないんです。

社長が辞めても会社は回る

大企業で社長の交代がニュースになることがありますが、
交代後も会社は普通に回りますよね。
あのアップル社のカリスマ的社長であるスティーブ・ジョブズが死んだ後も、株価は伸び続けています。

私がいた会社でも、プロジェクトマネージャーが突然病気になってしばらく休んだことがありましたけど、全く問題なく回っていました。
むしろ、スムーズになったくらいです(笑)

まともな会社は、人が一人辞めても回るように作られているんです。
辞めたいなら安心して辞めましょう。

個人に依存しない組織を作ろう

あなたは会社を辞めたら、自分で会社を起こそうとしているかもしれません。
アフィリエイトなどのネットビジネスであれば、社員一人でも可能ですが、
外注を活用したほうが成長が速い分野もあるでしょう。
ネット以外のビジネスを起こして、人を雇うこともあるでしょう。

その際は、特定の人に依存しないようなビジネスを作りましょう。
誰かが辞めたら会社が回らないという状態はまずいです。
特定の人に依存しないビジネスを作れば、高い人件費を払って優秀な人を雇う必要はありませんし、
たとえ誰かが辞めることになってもスムーズにビジネスを継続することができます。

ここで、「特定の人」には「あなた自身」も含みます。
あなたが病気で倒れても、海外旅行で遊んでいても、収入が入り続ける仕組みを作るべきです。
そうしないと、せっかく会社を辞めて会社からの縛りがなくなったのに、今度は自分のビジネスに縛られてしまうからです。

まとめ

会社を辞めたいなら周りを気にせずに辞めよう。
あなたがいなくても会社は回る。
自分で会社を作るときは、特定の人に依存しないようにしよう。